トンボ

職場にオニヤンマが迷い込んできた。
とっても大きくて綺麗なメスでした♪

女子社員がキャー、キャー言って騒いでいたので
直ぐに長い室内ほうきでやさしく止まらせてから
羽を傷めないようにそっと胴体をつかんで捕まえました。
騒いでいた娘さんが来てトンボの名前とこのトンボが
日本国内で一番大きなトンボなんだと教えてあげると
へぇぇぇーーーと言って見つめていました。
そして、良く見ると目が綺麗だと言うので
観察力に長けている娘だと思いました。

オニヤンマの体には、蜘蛛の巣も絡んでいないので
そのまま外に行って放す事にしました。
もう職場の部屋には入り込んでこないようにと
言い聞かせてから放してあげました。
オニヤンマは、大きな木の上まで急上昇してナツアカネの
群れを突き抜けて飛んで行きました。

今年は、銀ヤンマも3回会社内へ入ってきたので
最近は少しずつ増えてきているんだと確信しています。

この辺の田んぼで田植えが消えてから既に20年位経ち
かなり汚れていた小川も下水道の整備が進んで少しずつ綺麗になっています。

5月の連休後から梅雨にかけて地区ごとにおこなっていた
農薬散布も数年前に無くなり昆虫達が増えるのに良い条件が
戻っているようです。

今年は、帰り道の各所でナツアカネの大群が飛行しているのを見かけます。
普段見る事が無かった道路などでもナツアカネやシオカラトンボ
見るようになりました。
近所で飛んでいるナツアカネは、休耕田の脇に流れる小川の横に植えてある
桃の木々を寝所にしているようで夕方になると集まってきます。
さらにその小川の上流では、数匹の銀ヤンマが上下に
回転しながら飛び回っていました。

トンボを意識して近所を歩いていると何種類ものトンボを見る事が出来ます。
小学生の頃よりはまだ少ないですが、でも良く見かけるように
なったので嬉しくなります。

一眼レフのデジカメを購入して昆虫の写真を撮りたいと最近だんだんと強く
思ってきました。
一眼レフのオリンパスOM−1を手放してから早3年が経ちました。
今になってズイコーレンズ達を手放した事に後悔しています。
冬のボーナス次第ですが家内に交渉してみる予定です。