この歳になってから・・・取得しました。





たとえば・・・
携帯を購入するにも
身分証として使える
便利な運転免許証。
免許が無いといろいろと
不便な思いをしてきましたので
原付の免許を取る事にしました。




数日前から教習本を購入して
仕事の休み時間などに
読んでみました。
標識などは、暗記ではなくて、
できるだけちゃんと
憶える事にしました。




最低でもこれらを憶えて
おかないと運転中に
他のドライバーに
迷惑をかける事になるだろうし、
もしも、事故の時などに
相手や警官たちと
深いお話ができなくて
事故の原因がなんなのか?
違反理由が何なのかが、
自分で理解できないと
きっとかなり損をする事に
なるだろうし、思いがけない
恥ずかしい思いをすると
凄く嫌だからと思ったので
出来るだけ憶えるようにと
頑張る事にしました。




テスト前日までは、購入した
教習本を最後まで何度も読み返し、
教習本に付属している問題集を
繰り返し解いていました。




二俣へ行く前日の夜、繰り返し
解いていた問題集は、凡ミスなどで
最後まで満点が取れなかったので
かなり不安になっていました。




そこで噂には聞いていた事を
インターネットで調べてみました。
それは「裏校」と言われている
受験者にはとてもありがたい
スポットです。
いろいろと考えてみて
始発電車で行こうと決めました。




早朝5時40分頃に
二俣川駅に到着しました。
改札を出てから受講しようと
決めていたトップ教室を
目指しました。
直ぐに裏校の勧誘と
思われる方が数名いましたが
俺には誰も声を
掛けてくれませんでした。
この歳だからかな?
なんて考えながらちょっと
寂しい気分で歩いて行きました。




まず最初に行った教室には、
スタッフも誰もいなかったので、
仕方なく入り口で少し待っていると
担当の若いお姉さんが
現れましたので、原付を取りたいと
お話をすると、別の場所だと言われ、
親切に一緒に歩いて
案内をしてくれました。
(なんかあやしいお店に
案内される気分になり
朝にもかかわらずドキドキ
してしまいました)




建物の2Fの教室に到着すると
既に数名の高校生が問題を
解いてました。
私も案内された席に着いて
早速指定された番号順に
テスト問題を解いていきました。




自分で答え合わせをすると
42〜48点となんかいい感じで
問題を解く事ができました♪
どうやら昨夜まで解いていた
市販の教習本の問題の方が
文章の言い回しや表現が
巧みで間違えやすく
難しい事が判りました。




でも、知らずにメンドイ問題集を
何度もやっておいて
良かったなぁと思いました。




8時頃から講師による説明を
受けて間違えやすい問題について
聞く事ができましたし、
かなり美味しくて貴重な
回答ポイントを聞く事が出来ました。




濃い内容の勉強が試験ギリギリまで
出来たと思うと前日まで感じていた
不安感がかなり軽くなり試験前にも
かかわらず、自分なりに落ち着く事が
出来たので、良かったなぁと思いました。




有料の講習だけどこういう所を
受講する価値は、あるなぁと思いながら
試験会場へ足早に向いました。




実際に出た試験問題を
解いてみてビックリ!!
どれも解いた事がある
あの問題ばかり
だったので焦る事は
ほとんどありませんでした♪
ただ、最期の2点問題の1つで
深く考えてしまった事が
凄く残念でした。




試験の結果が出るまで
待機していないといけないんで
椅子に座っていると直ぐに
眠くなるから辛かったですが、
発表の時間になり、電光掲示板を
見ていて自分の受験番号が
出た時は、凄く嬉しかったです♪♪




無事に合格(免許用の写真撮影前に
手渡される書類で点数がわかります。
俺は、48点でしたからやはり最期の
2点問題で1問間違えたようです)です♪




合格をしたのでいろいろと
手続きをしたりして
午後からは、原付バイクを実際に
運転する講習に出ました。
講習時間は3時間でした。




教官のお話と視線、雰囲気に
緊張感があり、一緒に受けている
若い方々の視線にも
酷く緊張してしまい、かなり腕と
肩に力が入ってしまったようで、
何度も運転する姿勢が悪いと
教官に注意され、またさらに
緊張してしまい、
もう信じられないような
恥ずかしい凡ミスを何度も
最後まで繰り返し
起してしまいました。
久々のトホホ状態でした。




頭で考えているよりも
かなり運動神経が鈍っているようです。
この現実にガーーンという効果音が
頭に流れっぱなしでした。




アクセルを操作する右手首が
緊張で硬くなり本当に上手く
動かせないのでこれがまた
ショックでした。




講習の最後まで教官が原付免許
合格者をつまらない事故で
死なせたくないと思う
お気持ちが良く伝わって
来ましたので実地講習を受けて
良かったなぁと思いました。




「常に左手はブレーキ」
「アクセルを握る
右手は離していろ」の
大切さを深く勉強させて貰い
貴重な経験ができたと思っています。




講習をなんとか無事に終える事が
出来ましたのでみんなでそろって
免許発行窓口へ移動して原付免許を
手に入れる事が出来ました♪




俺の免許証(原付)だーーーって
心の中で叫び!!
凄く嬉しかったのですが、
免許の写真の写りが
悪いこと悪いこと。
でも、無事に1回で原付免許が
取得できたので
心底、良かったなぁーーーと
思いながら帰宅しました♪




原付免許を取得するに当たって
今回、深く感じた事は、
原付免許でも数日前から
専門書を購入して道路標識の
種類や意味はしっかりと憶える事が
必要だと思いました。
やはり基本的な事は、最低限勉強をして
知識を付ける事がとても
大切なんだと思いました。




運転をして何かあれば、
自分の責任になるし、
直ぐに自分の命に関わる事に
なる可能性が
かなり高いのですから・・・・。




講習中、教官からお聞きした
お話で、バイク乗りは、事故ると
死ぬ可能性が非常に高いと
言っていました。
その代わり事故の相手が
バイク以外だと生きている事が
多いので生き残った相手の証言を
どうしても警察は、少なからず参考に
する事になってしまう事が
多いとの事でした。




つまり「死人に口無し」です。




現場検証で不条理な事になっても
死人では喋れませんし
状況証拠だけでは、真実がどうしても
全て上手く伝わらないです。




そうなると、親族関係者が本当の事実を
知る為に状況を再現して検証しながら
一つ一つ裏付けを重ねて真実を
解明する事になります。
解明するまでにどんなに苦労をする
事になるのか、どんなに困難で
大変な事になるのかをお聞きしました。




誰も死ぬつもりで原付を
運転して出かける人はいないと
思います。
でも、事故やトラブルに
巻き込まれる可能性が
かなり高い原付バイク・・・・。
だから、せめて、人生で一度でしょうが、
原付免許だからと馬鹿にしないで
道路交通法の勉強はしっかりするのが
いいんだと思いました。




こんな私でも原付が無事に取れたので、
やはり欲が出てきました。
来年とかに合宿に行って普通車の
MT免許を取りたいと
思うようになりました。
そして車に乗るならば・・・・。




やはり、どうしても一度は、憧れている
スポーツカー、旧車に乗ってみたい。
それも、トヨタS800やロータスエラン、
スーパーセブン・・・・




あああぁぁ・・・・
いいねぇ・・・。




あとは、S30Z、310サニー、
KP61なんかを段階的にいじって
乗ってみたいなぁ
なんて考えてます♪




おしまい